高知県四万十市にある「蛇王神社」へ、愛猫トラちゃんと一緒に行ってきました。
蛇王神社は、その名前からも分かるように、境内のあちこちで蛇の姿を見かけるちょっと珍しい神社です。
初めて名前を聞いたときから気になっていたのですが、実際に訪れてみると、想像していた以上に「蛇」がいっぱい。しかも、普通の神社とは少し違った雰囲気があり、森の中を歩いているだけでも不思議な気持ちになる場所でした。
今回は10月に訪れたので、暑さもそれほどなく、歩いていても心地いい季節。
トラちゃんも最初はスリングに入っていましたが、途中から「自分で歩きたい」とアピールしてきたので、少しずつ一緒に参道を歩いてみることにしました。
ところが、蛇王神社への最後の階段でまさかの展開に……。
今回は、そんなトラちゃんとの参拝の様子を中心に、蛇王神社で印象に残った場所や、ペット連れで訪れて感じた注意点などを写真と一緒に紹介します。
蛇王神社はペット同伴で参拝できる?
今回、実際にトラちゃんを連れて蛇王神社を訪れ、境内まで一緒に参拝することができました。
トラちゃんは猫なので、犬のようにリードを付けてどこでも自由に歩かせるというわけにはいきません。そこで、最初は胴輪とリードを装着し、スリングに入ってもらいました。
途中でトラちゃんが歩きたがったため、周囲の安全を確認しながら歩かせましたが、階段では最終的にスリングへ戻すことに。特に蛇王神社は、舗装された観光施設のような場所ではなく、参道には階段があります。
そのため、猫や小型犬などを連れて訪れる場合は、「歩かせる」だけではなく、抱っこやキャリーに切り替えられる準備をしておくと安心だと思います。
今回のトラちゃんとの参拝では、スリングがかなり役立ちました。
蛇王神社ってどんなところ?
蛇王神社は、高知県四万十市名鹿にある神社です。
自然に囲まれた小高い場所にあり、神社へ向かうと森の中に入っていくような感覚があります。
「蛇王神社」という名前の通り、参道や境内には蛇をかたどったものがいくつも奉納されていて、一般的な神社とは少し違った印象です。
蛇は昔から神の使いや龍神と結び付けて考えられることもあり、蛇王神社も金運や開運などのパワースポットとして紹介されています。ただ、私が実際に訪れて一番感じたのは、「ご利益がすごそう」ということ以上に、自然の中にひっそりたたずむ独特の静けさでした。
観光地のようなにぎやかさはなく、森の中でゆっくり参拝できるのが印象的でした。

トラちゃんと蛇王神社を目指して歩いてみた
駐車場から「徒歩500歩」って本当?
蛇王神社の駐車場に車を停め、いよいよ参拝スタートです。
そこでまず気になったのが、駐車場にあった案内板。
なんと、「蛇王神社まで徒歩500歩」と書かれていました。
普通なら「○m」や「徒歩○分」と書いてあるところですが、まさかの「500歩」。
思わず写真を撮ってしまいました(笑)。
実際、駐車場から神社まではそれほど遠くありません。
別の現地情報でも駐車場から参道までは約200mほどと紹介されているため、数字は「500歩」という目安として考えるのがよさそうです。

駐車場を出ると蛇王神社が見えてきた
駐車場から歩いていくと、小高い場所に蛇王神社が見えてきます。
「あ、あそこが神社かな?」と思えるので、目的地が見えるだけでも少し安心します。
最初はスリングの中にいたトラちゃんですが、しばらくすると、
「歩きたい!」という感じになってきました。
そこで、トラちゃんをスリングから出して、ここから少し歩いてもらうことにしました。

トラちゃんも自分で歩いて蛇王神社へ
トラちゃんは、あっちへ行ったりこっちへ行ったりしながら、自分のペースでのんびり歩いていきます。「500歩で行けるかな?」と思っていましたが、トラちゃんの場合は寄り道が多いので、500歩以上歩いている気がします(笑)
そして、このときのトラちゃんの表情がこちら。

なんとも険しい顔をしています。
まるでこれから決闘にでも行くような表情ですが、これがトラちゃんの通常運転。
昼間に外へ出ると、なかなか迫力のある顔になります(笑)
そんなトラちゃんのペースで進み、いよいよ参道へ到着しました。
森の中の階段を上って蛇王神社へ
静かな森に囲まれた参道
ここからは、いよいよ階段です。
蛇王神社へ向かう参道には長い階段が続いています。

トラちゃんは最初のうちは元気いっぱい。
一段ずつ自分で階段を上っていきます。
周囲は木々に囲まれていて、街中の神社とはまったく違う雰囲気。
この日は風も心地よく、森の中を歩くのがとても気持ちよかったです。
神社へ近づくにつれて木々が深くなり、聞こえてくるのは自然の音や鳥の声。
静かな場所なので、トラちゃんも周囲を気にしながらゆっくり歩いていました。
狛犬ならぬ「狛蛇」?
階段を上っていくと、左右に蛇の置物が見えてきます。
蛇王神社という名前だけでも珍しいのに、参道まで蛇だらけ。
「本当に蛇の神社なんだな」と実感します。

鳥居付近には、狛犬ならぬ「狛蛇」のような存在感のある蛇の像もありました。
トラちゃんはというと、蛇の置物をあまり見ないようにしている感じ(笑)
猫からすると、目の前に大きな蛇がいたら気になりますよね。
トラちゃん、ここでまさかのギブアップ?
階段をゆっくり上っていたトラちゃん。
途中までは元気に歩いていたのですが、だんだん階段の上をじっと見るようになりました。

「この先、まだ階段あるの?」と言っているようにも見えます。
動物的な勘なのか、それとも単純に疲れたのか。
ついにトラちゃん、ここでギブアップです。
そこで、再びスリングに入ってもらうことにしました。
ここからは飼い主がトラちゃんを抱っこして階段を上ります。
トラちゃん、約5kg。
5kgの猫を抱っこして階段を上り続けるので、これはもうちょっとしたトレーニングです(笑)。
実際に行ってみて、蛇王神社へペットと訪れるなら、抱っこやキャリーを準備しておいてよかったと感じました。
蛇王神社の境内へ到着
本殿周辺は静かで落ち着いた雰囲気
階段を上りきり、ようやく境内へ。
本殿周辺まで来ると、さらに静かな雰囲気になりました。

小さな本殿ですが、周囲の木々と相まって、独特の雰囲気があります。
個人的には、怖いというよりも、静かで落ち着いた場所という印象でした。
トラちゃんも本殿まで来ましたが、特に嫌がることもなく、鳴きわめいたり暴れたりすることもありません。
トラちゃんは、場所によっては落ち着かなくなることがあるのですが、この日は比較的穏やか。
飼い主自身も、ここではゆっくり深呼吸したくなるような空気を感じました。
「夫婦白蛇蛇紋石」でホギホギしてみた
境内を見ていると、気になる石を発見。
それが「夫婦白蛇蛇紋石」です。

2つの石が蛇のように見える、不思議な石です。
この石は、熊本県南阿蘇村の「宝来宝来神社」から譲られたものと紹介されており、「ホギホギ」と唱えながら触れるというものです。
最初に見たときは、「これは蛇が化石になったのかな?」と思ってしまいました。
でも、もともとは普通の石だったものが、いつの間にか蛇の姿に見えるようになったという、不思議な石なんだそうです。
そして我が家では、もちろんトラちゃんにもお願いしてみました。
「トラちゃん、ホギホギ~」

するとトラちゃん、柔らかい肉球で石をすりすり。
何度も触ってくれました(笑)
「宝来」と書かれているのを見ると、なんだか良いことが起こりそうな気分になります。
蛇王神社で一番印象に残った「天空の蛇王神像」
そして、蛇王神社で特に印象に残ったのがこちら。
「蛇王神像」です。

初めて見たとき、「えっ、こんなところにあるの?」と思いました。
神像が大自然の中から空にせり出すような場所にあり、普通の神社ではなかなか見ない光景です。
近くから見るとさらに迫力があります。

この場所から参拝するようになっており、私もトラちゃんと一緒にお参りしました。
ただし、この場所は高いところにあるので、ペットを連れて行く場合は特に注意が必要です。
我が家でもトラちゃんは抱っこしたまま。
ペットを歩かせるのではなく、抱っこまたはキャリーで安全を確保するのがおすすめです。

少し離れたところから見ると、より「空中に浮かんでいる」ように感じます。
ここは蛇王神社へ来たら、ぜひ実際に見てほしい場所です。
トラちゃんと蛇王神社を参拝してみた感想
今回、愛猫トラちゃんと蛇王神社へ行ってみて、一番印象に残ったのは、蛇の像以上に森の中の静かな雰囲気でした。
観光地のように人がたくさんいる場所ではなく、自然の音を聞きながらゆっくり歩けます。
トラちゃんも、最初は自分で歩いて参道を進み、階段の途中でギブアップしたものの、最後まで一緒に参拝することができました。

特に面白かったのが、帰りです。
「もう帰ろう」と思って階段を下り始めたところ、トラちゃんがまた、「歩く!」とアピール。
行きは途中で抱っこになったのに、帰りは自分で歩くという自由なトラちゃんです(笑)
結局、帰りの階段はトラちゃん自身でゆっくり下りていきました。
猫らしいというか、トラちゃんらしいというか。
最後までマイペースでした。
四万十・高知でトラちゃんと訪れた場所をもっと見る
蛇王神社だけでなく、高知では足摺岬周辺にもトラちゃんと何度も出かけています。
海を眺めたり、神社やお寺を訪れたり、四万十・足摺周辺の旅をまとめています。
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蛇王神社の動画
※飼い主のYouTubeチャンネルより
蛇王神社へペットと行くなら知っておきたいこと
今回トラちゃんと実際に訪れて感じたのは、蛇王神社は「駐車場からすぐ境内」というタイプの神社ではないということです。
駐車場から参道までは歩いて移動し、そこから階段を上ります。
そのため、猫や小型犬を連れていく場合は、歩かせることだけを前提にせず、スリングやキャリーを用意しておいた方が安心です。
特に今回のトラちゃんのように、途中で「もう歩かない」となる可能性もあります(笑)また、蛇の像が多い神社なので、ペットが驚いたときに急に動かないよう、安全に保持できる状態を作っておくことも大切だと思います。
神社は参拝する場所なので、排泄物の処理や他の参拝者への配慮など、基本的なマナーも忘れずに。
蛇王神社へのアクセス・駐車場など施設詳細
| 項目 | 内容 |
| 施設名 | 蛇王神社(じゃおうじんじゃ) |
| 住所 | 高知県四万十市西土佐用井(詳細はアクセス欄参照) ▶ Googleマップで場所を確認 |
| 参拝時間 | 自由(日中の参拝を推奨) |
| 所要時間 | 30分から60分ほど |
| 定休日 | なし |
| 駐車場 | あり(数台分) |
| ペット同伴 | 可(リード着用やキャリー利用推奨) |
| 入場料 | 無料 |
蛇王神社 駐車場

駐車場は無料で利用でき数台程度駐車可能です。
「蛇王神社」へは車で行く事をおススメします。
蛇王神社 アクセス

(写真は蛇王神社近くの道になります)
四万十市中心部から車で約20分ほどで、途中から山道・細道になります。
運転注意ポイント・対向車に注意・狭い道があり・ナビ必須(検索は蛇王神社で行けました)
【お車でお越しの場合】
- 四万十市中心部から車で約40分。
- 高知市内から高知自動車道経由で約2時間10分。
- ナビには「蛇王神社」と入力、または西土佐用井地区を目指してください。道中は一部道が細い箇所があるため、運転には十分ご注意ください。
【公共交通機関をご利用の場合】
- JR予土線「江川崎駅」からタクシーで約10分。 ※本数が少ないため、お車での訪問を強くおすすめします。
蛇王神社 よくある質問 Q&A
Q1. 蛇王神社はペットを連れて参拝しても大丈夫ですか?
A1. 基本的にペット同伴での境内立ち入りは禁止されていませんが、完全な「バリアフリーの観光地」ではないため、しっかりとしたマナーと事前の準備が必要です。
神社は神聖な場所ですので、リードの着用(またはキャリーバッグやペットカートの使用)は必須です。また、他の参拝客の迷惑にならないよう、無駄吠えへの配慮や排泄物の持ち帰りは徹底しましょう。
Q2. ペットカート(バギー)を押しての参拝は可能ですか?
A2. 残念ながら、カートを押しての参拝は不可能です。抱っこやキャリーバッグでの移動をおすすめします。
駐車場から鳥居までの道は未舗装の細い山道で、さらに鳥居をくぐった後は「祠(ほこら)まで続く非常に急斜面の石段(階段)」を登る必要があります。カートは駐車場に置いていき、小型のペットであれば抱っこ紐やリュック型のキャリーバッグに移して参拝するのが現実的です。
Q3. 階段が急だと聞きましたが、ペット自力で登れそうですか?
A3. 大型犬や体力のある中型犬なら登れますが、小型犬や猫ちゃんは飼い主さんが抱っこしてあげるのが安全です。
蛇王神社の階段は、大人の足でも「ちょっとした運動」になるほど斜度が急で、踏み外すと危険です。また、境内には「蛇の置物」や、撫でるとご利益があると言われる「夫婦白蛇蛇紋石」などが設置されているため、ペットが驚いて飛び出さないよう、足元が安定しない小さなペットはスリング等でしっかり固定して上ることを強くおすすめします。
Q4. 車でアクセスする際、ペット連れで注意すべきポイントはありますか?
A4. 神社へ続く最後の1本道がかなり狭いため、運転に不慣れなペットが車酔いしないよう注意が必要です。
四万十市中心部から約25分、名鹿の海岸沿いから山側へ入るルートですが、途中から対向車とのすれ違いが難しいほどの細い道(山道)になります。対向車を避けるためのバックや、スピードの加減で車が揺れやすいため、車に乗り慣れていないペットの場合は、事前に酔い止め対策やこまめな休憩を挟んであげてください。
Q5. 境内にペット用の水飲み場やトイレはありますか?
A5. ペット専用の設備はありません。飲料水やマナーボトルは必ず持参しましょう。
境内には人間用の綺麗なトイレが完備されていますが、ペットの給水場やゴミ箱はありません。特に階段を登った後は飼い主さんもペットも息が上がりやすいため、いつでも水分補給ができるようお水を持参してください。
蛇王神社はこんなところでした
蛇王神社は、名前の通り蛇の像がたくさんあり、「ホギホギ」と唱える夫婦白蛇蛇紋石や、空にせり出したような蛇王神像など、他の神社ではなかなか見られないものがありました。でも、今回トラちゃんと一緒に訪れて特に印象に残ったのは、そうした珍しさだけではありません。
森に囲まれた参道を歩き、静かな境内でゆっくり過ごせたこと。
トラちゃんが最初は自分で歩き、途中で階段に疲れて抱っこになり、帰りはまた歩き出したこと。
そんな一つひとつの出来事が、今回の蛇王神社の思い出になりました。

ペットと一緒に訪れる場合は階段があるので、スリングやキャリーなどを準備しておくのがおすすめです。
今回は愛猫トラちゃんと、ちょっと不思議で神秘的な蛇王神社を楽しむことができました。
四万十市にこんな神社があるとは、実際に訪れるまで私も知りませんでした。
蛇の像を眺めながら森の中を歩く、いつもとは少し違った神社めぐりを楽しめる場所でした。
シニア猫とのお出かけ前に、トラちゃんが実際に準備していること
トラちゃんとのお出かけでは、行き先を決めるだけでなく、その日の体調や移動中の負担、持っていくものなどを事前に考えるようにしています。
若い頃と同じように動けるとは限らないので、トラちゃんの様子を見ながら無理をしないことを大切にしています。
シニア猫との旅行前に確認しておきたいこと
「猫との旅行は何を準備したらいい?」「移動中の負担を減らすには?」
そんなときに参考になるよう、トラちゃんとのお出かけで実際に気をつけていることをまとめています。
お出かけに持っていくものもチェック
ペットシーツやお手入れ用品、車内で使うものなど、トラちゃんとのお出かけで実際に準備している持ち物もまとめています。

