猫と一緒に旅行やドライブをするとき、意外と悩むのが「トイレをどうするか」ではないでしょうか。
我が家でも、トラちゃんを迎えたときから「一緒にいろいろな場所へ出かけたい」と考えていました。
でも、猫砂を使う一般的なトイレのままでは、車で移動するときにどうすればいいのか。
車の中でトイレをしたら砂が飛び散るのではないか。
出先でトイレをしたくなったらどうするのか。
そんなことを家族で話しているうちに、「ペットシーツでトイレができるようになれば、お出かけもしやすいのでは?」と考えるようになりました。
そこで、トラちゃんが我が家に来た子猫の頃から、ペットシーツを使ったトイレを教えてきました。
そして現在、トラちゃんは19歳。
長年ペットシーツでトイレをしてきたことで、普段の生活だけでなく、車でのお出かけや旅行のときにも助かっています。
この記事では、我が家で実際にやっているペットシーツでのトイレ、車内での設置方法、失敗したときの対策、外出先でのトイレや持ち物などを、トラちゃんとの経験をもとに紹介します。
もちろん、猫によってトイレの好みは違います。
すべての猫にペットシーツが合うわけではありませんが、「猫との旅行でトイレをどうしよう」と考えている方の参考になれば嬉しいです。
- 我が家ではトラちゃんを子猫の頃からペットシーツでトイレに
- 猫との旅行で意外と悩む「トイレ問題」
- 車の中ではラゲッジスペースにトイレを置いています
- 自宅にはペットシーツのトイレを3か所用意しています
- ペットシーツでトイレを教えた方法
- お出かけ先では大判ペットシーツを持って行きます
- トラちゃんには「トイレの合図」があります
- トラちゃんのお出かけには「逃走対策」も欠かせません
- スリングがトラちゃんのお気に入り
- 階段や足場の悪い場所ではペット用リュック
- ペットカートも近場のお出かけで活躍
- 19歳のトラちゃんとのお出かけでペットシーツが役立った理由
- シニア猫との旅行で一番大切なのは「無理をしないこと」
- この記事の情報について
- 19歳のトラちゃんと、これからも一緒に出かけたい
- あわせて読みたい|シニア猫とのお出かけ準備
- トラちゃんと実際に訪れたお出かけスポット
我が家ではトラちゃんを子猫の頃からペットシーツでトイレに
トラちゃんが我が家に来たその日から、ペットシーツを使ったトイレを教えてきました。
当時は「猫砂を使わないトイレにしよう」と思っただけではなく、将来トラちゃんと一緒にいろいろな場所へ出かけられたらいいな、という気持ちがありました。
猫砂を使うトイレの場合、車の中へ持って行くには少し大変です。
砂がこぼれたり、肉球に付いた砂が周囲へ落ちたり、使った後の処理を考えたり。
それなら、ペットシーツを使えるようになれば、持ち運びもしやすく、汚れたら交換するだけで済むのではないかと考えました。
実際に今では、トラちゃんとの車移動でもペットシーツを使っています。

この写真が、普段のトラちゃんのトイレです。
19歳になった今でも、ペットシーツの上でちゃんとトイレをしてくれます。
長年使ってきた方法なので、今ではトラちゃんにとって当たり前のトイレになっています。
猫との旅行で意外と悩む「トイレ問題」
トラちゃんとのお出かけで、私が最初から気にしていたのがトイレでした。
観光地へ行くことや、どこへ泊まるかを考える前に、「トイレはどうする?」という問題がありました。特に車で長距離を移動すると、途中でトイレをしたくなる可能性があります。
そのとき、普段の猫砂トイレをそのまま車へ持ち込むのは、我が家ではあまり現実的ではありませんでした。
ペットシーツなら、必要な枚数だけ持っていけます。
使ったものは袋へ入れて持ち帰ることもできます。
何より、汚れたら新しいものへ交換できるのが助かります。
トラちゃんの場合、ペットシーツでトイレをする習慣がついていたので、車の中でも同じ方法で対応できるようになりました。
車の中ではラゲッジスペースにトイレを置いています
トラちゃんと車で出かけるとき、トイレは車の後方にあるラゲッジスペースへ設置しています。

長年ペットシーツでトイレをしていることもあり、トラちゃんは車内でもここでトイレをしてくれます。
運転中にトイレになったときも、トラちゃん自身がいつもの場所へ行って済ませてくれるので助かっています。
トイレが終わったら、安全な場所に車を止めてペットシーツを交換します。
新しいシーツを敷くだけなので、車の中でも比較的スムーズにトイレを清潔に保てます。
使用済みのペットシーツは袋に入れて持ち帰ります。
臭いが気になるときは、袋をさらに密閉できるものへ入れておくと、車内への臭いも抑えやすくなります。
猫砂よりも車内の掃除がしやすいと感じています
我が家でペットシーツを使っていて「助かるな」と感じるのが、車の中での後始末です。
猫砂を使っていたら、トイレをした後に砂が飛び散ったり、肉球に付いた砂が車内へ落ちたりすることが気になります。
ペットシーツなら、汚れた部分をそのまま交換できます。
もちろん、ペットシーツを使っていても完全に汚れを防げるわけではありません。
トイレからはみ出したり、失敗したりすることもあります。
だからこそ、我が家ではトイレの下にももう一枚、汚れても大丈夫なものを敷くようにしています。
おねしょシーツをトイレの下に敷いています
トラちゃんの車内トイレで使っているのが「おねしょシーツ」です。
子ども用や介護用として使われるものですが、我が家ではトイレの下に敷いています。

車のラゲッジスペースにビニールシートを敷き、その上におねしょシーツを置きます。
その上にトイレ容器とペットシーツをセット。

こうしておけば、トイレから少しはみ出してしまったときや、オシッコが飛んでしまったときにも、下のおねしょシーツが受け止めてくれます。
我が家では、この方法にしてから後の掃除がかなり楽になりました。
おねしょシーツは洗って再利用できるタイプを使っているので、汚れたときは持ち帰って洗っています。
長時間の移動に備えて、車には予備も用意しています。
私は2枚を車に常備していて、汚れてしまったときに交換できるようにしています。

ペットシーツだけではなく、その下にもう一枚受け止めるものを用意しておく。
これはトラちゃんとのお出かけを続ける中で、我が家なりに落ち着いた方法です。
車内を清潔に保つために気をつけていること
トラちゃんとの旅行では、トイレを使ったらできるだけ早く片づけるようにしています。
また、天気が良いときは換気をしたり、普段から車内を掃除したりしています。
以前から車内の臭いが気になるときには、ペットがいる環境でも使用できるタイプの消臭用品を使うことがあります。
ただし、消臭剤などはトラちゃんが触れたり倒したりしないよう、置き場所や固定方法には気をつけています。

我が家では、トイレそのものだけではなく、「トイレをした後にどう片づけるか」まで考えて準備しています。
自宅にはペットシーツのトイレを3か所用意しています
トラちゃんは自宅でもペットシーツのトイレを使っています。
現在は留守番中や夜中でも使えるように、3か所にトイレを用意しています。

トラちゃんには面白い習慣があって、ペットシーツが汚れていると、その場所ではトイレをしないことがあります。
そのため、3回トイレをすると、それぞれ違うトイレを使うこともあります。
飼い主としては、「今日は何回トイレをしたのか」「ウンチはしたのか」などを確認しやすいので助かっています。
もちろん、排泄の変化だけで健康状態を判断できるわけではありませんが、毎日の様子を見ていくうえでは、我が家にとって分かりやすい方法です。
トイレの周りにも失敗対策をしています
ペットシーツを使っていても、毎回きれいに真ん中へしてくれるとは限りません。
そのため、トラちゃんのトイレは周囲に囲いを作ったり、下におねしょシーツを敷いたりしています。
また、ペットシーツが動いてしまわないように、クリップなどを使って固定することもあります。
猫のトイレは、その猫によって使いやすい形が違います。
我が家でも最初から今の形だったわけではなく、使っているうちに少しずつ今の形になりました。
ペットシーツでトイレを教えた方法
トラちゃんが子猫だった頃、トイレを覚えてもらうために、トイレをしたそうな仕草を見たら、ペットシーツを敷いたトイレへ連れて行くようにしていました。
猫がトイレをするときには、床を引っかくような仕草をすることがあります。
トラちゃんがそうした動作をしたら、ペットシーツのトイレへ連れて行く。
それを何度も繰り返しました。
大切だったのは、トイレをしている場所へペットシーツを持って行って受けるのではなく、「ここがトイレ」と分かる場所を作って、そこへ連れて行くことです。
たとえば、廊下でトイレをしそうになったとき、そこでペットシーツを広げて受けてしまうと、猫にとって「どこでもペットシーツがあればトイレをしていい」という認識になってしまう可能性があります。
我が家では、最初からペットシーツを使ったトイレの場所を決めて、そこへ連れて行くようにしました。
こうして繰り返しているうちに、トラちゃんはペットシーツのトイレを覚えてくれました。
ペットシーツが汚れていたら交換しています
トラちゃんの場合、ペットシーツが汚れていると、そのシーツではトイレをしないことがあります。
そのため、いつでもきれいなシーツを用意しておくようにしています。
トラちゃんにとっては「ペットシーツなら何でもいい」というわけではなく、「きれいなトイレでしている」という感覚なのかもしれません。
このあたりも、長く一緒に暮らしていると分かってくることのひとつです。
ペットシーツを使っていて助かっていること
長年ペットシーツを使ってきて、我が家で一番助かっているのは、やはりお手入れのしやすさです。
汚れたら交換できるので、トイレをきれいに保ちやすい。
猫砂のように砂が飛び散らないので、車内でも扱いやすい。
そして、トラちゃんがいつトイレをしたのか、オシッコやウンチの状態がどうだったのかを確認しやすい。
19歳になった今では、こうした毎日の確認もしやすいと感じています。
特にシニア期になると、普段と違う様子がないかを気にすることが増えました。
だからといって、ペットシーツを使えば健康管理ができるということではありませんが、我が家では排泄の様子を毎日見やすい環境になっています。
お出かけ先では大判ペットシーツを持って行きます
トラちゃんと外へ出かけるときは、大判タイプのペットシーツを数枚持って行きます。
車の中だけでなく、どうしても外出先でトイレが必要になったときにも使えるようにしています。
トラちゃんは普段からペットシーツでトイレをしているので、外でも同じ方法で対応できます。
場合によってはマナーウエアを使うこともあります。
ただ、マナーウエアを常に使うというわけではなく、その日の状況や場所に合わせて使い分けています。
使用済みのペットシーツは袋に入れて持ち帰ります
トラちゃんが車内でトイレをしたら、使用済みのペットシーツを袋へ入れて持ち帰ります。
気になるのが臭いなので、袋の口はしっかり閉じるようにしています。
さらに臭いが気になるときは、密閉できる容器などに袋ごと入れておくと車内への臭いを抑えやすくなります。
車内にトイレを置く以上、どうしても多少の臭いは気になります。
そのため、我が家ではトイレ用品だけでなく、掃除用品や消臭用品も一緒に準備しています。
トラちゃんには「トイレの合図」があります
トラちゃんには、お出かけ中にトイレへ行きたくなったときの分かりやすい様子があります。
機嫌が悪くなったり、普段と違う感じになったりします。
尻尾の付け根あたりを触ると怒って噛みついてくることもあり、「あ、トイレかな」と気づくことがあります。

もちろん、これはトラちゃん特有のサインです。
猫によって合図は違うと思いますが、長く一緒に暮らしていると「そろそろトイレかな」と分かるようになってくることがあります。
トラちゃんの場合は、その様子が出たら車を止められる場所へ戻るようにしています。
間に合わないときには、お出かけ先でもペットシーツを広げて対応することがあります。
トラちゃんのお出かけには「逃走対策」も欠かせません
トイレだけでなく、外出時に必ず考えておきたいのが脱走対策です。
トラちゃんは19歳になってからは、お出かけ先で急に走り出すことはほとんどありません。
それでも、「大丈夫だろう」とは考えず、外では逃走しないための準備をしています。
特に注意したいのが車のドアを開ける瞬間です。
猫が車から飛び出してしまう可能性もあるので、乗り降りの際は十分に注意しています。
トラちゃんのお出かけでは胴輪やリードも使っています
外を歩くときは、胴輪やリードを使用します。

若い猫ほど好奇心旺盛で、ちょっとした隙に走ってしまうこともあります。
観光地や人の多い場所、階段や坂道が多い場所などでは特に注意が必要です。
トイレの準備だけでなく、外で安全に過ごすための装備も一緒に考えるようにしています。
スリングがトラちゃんのお気に入り
トラちゃんとのお出かけで、一番使用することが多いのがスリングです。

抱っこされているような状態になるので、トラちゃんも落ち着いているように感じます。
長時間歩く場所では、ずっと歩かせるのではなく、スリングへ入ってもらうこともあります。
19歳になった現在は、若い頃以上に「疲れていないか」を見ながら使っています。
階段や足場の悪い場所ではペット用リュック

階段が多い場所や坂道が多い場所、足場の悪い場所では、ペット用リュックも使います。
スリングでは歩きながら抱っこできますが、長時間になると飼い主側の負担もあります。

場所によってスリング、キャリー、リュックなどを使い分けるようにしています。
「これひとつで全部」というより、その日の場所に合わせて選ぶという考え方です。
ペットカートも近場のお出かけで活躍
もうひとつ便利なのがペットカートです。

広い公園やお花見など、長い距離を歩くときにはペットカートがあると楽です。
トラちゃんもペットカートに乗せると、ちょこんと座っていることがあります。

ただし、階段がある場所では使いにくく、車へ積む荷物も増えます。
そのため、我が家では近場のお出かけなど、場所を選んで使っています。
19歳のトラちゃんとのお出かけでペットシーツが役立った理由
ここまで紹介したように、我が家ではペットシーツを特別な旅行用品として使っているわけではありません。
普段のトイレとして使っているものを、そのまま車やお出かけ先でも使っているだけです。
でも、それが結果的にトラちゃんとのお出かけをしやすくしてくれました。
車の中でも同じトイレが使える。
汚れたら交換できる。
持ち運びがしやすい。
使い終わったら袋に入れて持ち帰れる。
自宅でも毎日の排泄の様子を確認しやすい。
こうしたことが、19歳になった今でもトラちゃんと一緒に出かけるうえで助けになっています。
ただし、これはあくまでもトラちゃんの場合です。
ペットシーツでのトイレがすべての猫に向いているわけではありません。
猫砂の方が落ち着く猫もいますし、トイレの環境が変わることでストレスを感じる猫もいます。
愛猫が使いやすいトイレを一番に考えたうえで、その子に合ったお出かけ方法を見つけるのがいいと思っています。
シニア猫との旅行で一番大切なのは「無理をしないこと」
ペットシーツがあるから旅行ができる、ということではありません。
トイレの準備ができていても、その日の体調が悪ければ出かけない。
疲れているなら予定を減らす。
落ち着かないなら帰る。
トラちゃんとのお出かけでは、こうした判断を大切にしています。
19歳になると、若い頃と同じような予定をそのままこなせるとは限りません。
だからこそ、旅行の計画よりもトラちゃんの様子を優先しています。
「せっかくここまで来たから」と無理をする必要はありません。
一緒に過ごせる時間を大切にしながら、トラちゃんのペースでお出かけする。
今では、それが一番大切だと感じています。
この記事の情報について
この記事は、19歳のキジトラ猫・トラちゃんと実際に暮らし、車でお出かけしてきた経験をもとに、我が家で行っているペットシーツを使ったトイレ対策や外出時の工夫を紹介しています。
ただし、猫の性格や健康状態、トイレの好みには個体差があります。
この記事で紹介している方法が、すべての猫に合うとは限りません。
特にシニア猫や持病のある猫との旅行を考えている場合は、体調を優先し、必要に応じてかかりつけの動物病院へ相談してください。
この記事は獣医療の代替となるものではありません。
愛猫の様子を見ながら、無理のない範囲でお出かけを楽しんでください。
19歳のトラちゃんと、これからも一緒に出かけたい
トラちゃんが我が家に来た頃、「いつか一緒にいろいろな場所へ行けたらいいな」と考えていました。
それから長い時間が経ち、今では19歳です。
振り返ってみると、子猫の頃からペットシーツでトイレを覚えてくれたことは、普段の生活だけでなく、トラちゃんとのお出かけでも大きな助けになりました。
もちろん、若い頃と同じような旅行ができるわけではありません。
でも、トラちゃんの様子を見ながら、無理のない範囲で一緒に出かけることはできます。
これからもトラちゃんの体調を一番に考えながら、四国のいろいろな場所へ一緒に行ってみたいと思っています。
「猫と旅行してみたいけれど、トイレが心配」
そんな方にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
あわせて読みたい|シニア猫とのお出かけ準備
シニア猫との旅行では、トイレ以外にも準備しておきたいことがあります。
トラちゃんとの旅行で実際に準備している持ち物や、移動中に気をつけていることはこちらの記事にまとめています。
トラちゃんと実際に訪れたお出かけスポット
これまでトラちゃんと一緒に、四国の神社やお寺、絶景スポットなどへ出かけてきました。
それぞれの場所でのトラちゃんの様子や、ペット同伴で気をつけたことなども実際の写真とともに紹介しています。
気になる場所があれば、次のお出かけ先を決める参考にしてみてください。




