高知県大豊町に、四国でもとても歴史の古いお寺があることをご存じでしょうか?
今回訪れたのは、国宝に指定されている「豊楽寺薬師堂」です。
「国宝のお寺って、なんだか敷居が高そう……」
そんなイメージもあったのですが、今回は愛猫トラちゃんと一緒に出かけてきました。
山あいの道を進んだ先にある豊楽寺は、観光地として大きく整備された場所とは少し違います。
そのぶん、境内に入るととても静かで、聞こえてくるのは風の音や木々の音。
トラちゃんをスリングに入れて一緒に歩いていると、なんとも言えない落ち着いた気持ちになりました。
そして、この日のもうひとつの楽しみになったのが、境内周辺で出会った猫たち。
国宝を見に来たはずが、可愛い猫たちにも出会えて、猫好きにはたまらない時間になりました。
今回は、施設を詳しく解説するというより、トラちゃんと実際に豊楽寺へ行って感じた雰囲気や、見てきたものを写真中心で紹介していきます。
豊楽寺薬師堂へトラちゃんと行ってきました

豊楽寺へ到着すると、まず感じたのが「静かだな」ということでした。
にぎやかな観光施設という感じではなく、山の中にひっそりとたたずむお寺。
こういう場所は、トラちゃんとのお出かけにも意外と合っています。
もちろん、今回は国宝の薬師堂がある場所なので、トラちゃんを自由に歩かせるのではなく、最初からスリングに入れて移動しました。
いつものような観光地とは違った空気を感じていたのか、トラちゃんはしばらく周囲をじっと見ていました。
私自身も、国宝のお堂を実際に目の前にすると、少し背筋が伸びるような感じがしました。
まずは国宝・豊楽寺薬師堂へ

これが国宝に指定されている豊楽寺薬師堂です。
写真で見るより、実際に目の前で見る方がずっと印象に残ります。
派手さはありません。
でも、長い年月を過ごしてきた木造建築ならではの重厚感があり、「ここにずっと残ってきたんだな」と感じさせられる建物でした。
文化庁の国指定文化財等データベースによると、豊楽寺薬師堂は平安後期、1151年頃の建物で、1952年に国宝へ指定されています。桁行五間・梁間五間の一重入母屋造、こけら葺という建築です。
豊楽寺の公式サイトでも、この薬師堂について四国最古の建造物として紹介されています。
こうしてトラちゃんと一緒に眺めていると、「国宝を見に来た」という実感が少しずつ湧いてきました。
トラちゃんも一緒に境内を散策

せっかくここまで来たので、薬師堂だけではなく境内も少し歩いてみました。
もちろんトラちゃんはスリングの中。
猫とのお出かけでは、普段なら「歩かせてみようかな」と思う場所でも、今回は文化財がある場所なので安全第一です。
トラちゃんと一緒にゆっくり歩いていると、観光を急いでいるときには見過ごしてしまいそうなものまで目に入ってきます。
静かな境内だからこそ、こういう「何もない時間」がなんだか心地よく感じました。
鐘楼で鐘を鳴らしてみました

境内を歩いていると、鐘楼がありました。
せっかくなので、お参りをしてから鐘を鳴らしてみることに。
ゴーン!
思っていた以上に大きな音が響きました。
そして、その瞬間――
トラちゃん、びっくり(笑)。
スリングの中で「何の音!?」というような顔をしていました。
これは完全に飼い主の予想以上でした。
でも、こういうちょっとしたハプニングも、後になって写真を見返すと良い思い出です。
厄割石もありました

境内には「厄割石」もありました。
実際にこういう場所を訪れると、ただ建物を見るだけでなく、境内を歩きながらいろいろなものを見つける楽しさがあります。
トラちゃんと一緒に記念写真も撮ってみました。
宝というと、「建物だけをじっくり見る場所」というイメージでしたが、実際には境内をのんびり歩くことで、その場所全体の雰囲気を楽しめました。
豊楽寺は思っていた以上に「癒される場所」でした

今回、豊楽寺に来て一番印象に残ったのは、やっぱり静けさです。
周囲を山や木々に囲まれているため、普段の街中とは聞こえてくる音が全然違います。
風が木々を揺らす音。
自分たちが歩く音。
時々聞こえる鳥の声。
そういう自然の音を聞いていると、時間がゆっくり流れているような感覚になります。
トラちゃんもスリングの中で落ち着いた様子。
人がたくさんいる観光地とは違うので、今回はトラちゃんとのんびり過ごすことができました。
「国宝を見る」という目的だけでなく、その場所の空気を感じるために行くお寺なのかもしれません。
そして、豊楽寺でまさかの猫ちゃん発見!
ここからが、猫好きの私にとっての本番でした(笑)
豊楽寺・薬師堂・大師堂などを見ながら歩いていると、「あっ!猫だ!」と思わず声が出ました。

大師堂の周辺でも猫ちゃんを発見。
お寺を守るように、猫ちゃん達がいました。
そして、この子。
茶トラちゃんが可愛すぎる!

この茶トラちゃんが可愛いんですよ。
豊楽寺のような静かな場所で猫に出会うと、それだけでちょっと特別な感じがします。
こちらをじっと見つめ「ちゃんとお参りしましたか?」と問いかけてくるような表情が印象的でした。
猫らしい距離感もまた良い(笑)
トラちゃんをスリングに入れたまま、少し離れた場所から眺めました。
木陰で休む猫ちゃんにも出会いました

今度はこちらの猫ちゃん。
木陰でゆっくり休んでいました。
こういう姿を見ると、本当にこの場所で日々暮らしている猫なんだなと感じます。
観光客を楽しませるための猫ではないので、こちらから無理に近づく必要はありません。
ただ、少し離れたところから「可愛いな」と眺めているだけでも十分癒されます。
仲良く遊ぶ猫たちにも遭遇!

さらに、二匹の猫が遊んでいるところにも遭遇しました。
まさか国宝を見に来て、こんなに猫の写真を撮るとは思っていませんでした(笑)
この日はトラちゃんも一緒だったので、近づきすぎないように気をつけながら、しばらく眺めていました。
ちょっと警戒心の強い猫ちゃんも

こちらの猫ちゃんは少し警戒心が強め。
でも、そこがまた猫らしい。
近づけば逃げてしまうので、距離を取ってそっと見守ります。
猫好きとしては触りたくなってしまいますが、ここで暮らしている猫たちにとっては普段の生活があります。
だからこそ、追いかけたり、無理に触ったりせず、出会えたことだけを楽しむくらいがちょうどいいと思います。
豊楽寺周辺の猫たちは「そっと見守る」のがおすすめ

豊楽寺周辺では、今回のように数匹の猫に出会うことがありました。
ただし、必ず会えるとは限りません。
また、猫たちは観光施設のマスコットではなく、ここで生活している猫たちです。
訪問したときに猫がいても、追いかけたり、大きな声を出したり、無理に触ろうとしたりせず、少し離れてそっと見守るのがいいと思います。
猫好きにとっては、「会えたらラッキー」くらいの気持ちで訪れるのがおすすめです。
豊楽寺薬師堂はペットと一緒に行ける?
ここは私たち自身の体験をもとに書いておきます。
今回はトラちゃんと一緒に豊楽寺を訪れ、境内を散策しました。
ただ、国宝の薬師堂がある場所なので、トラちゃんは終始スリングに入れています。
また、豊楽寺の公式サイトでは現在、薬師堂内部の観覧について事前予約が必要で、内観料は500円と案内されています。
ペットと一緒に訪れる場合も、訪問時のルールを事前に確認したうえで、文化財やほかの参拝者に十分配慮して楽しむのが安心です。
特に猫の場合は、犬のようにリードでの移動よりも、今回のトラちゃんのようにキャリーバッグやスリングで安全に移動できる準備をしておくと安心だと思います。
【国宝】豊楽寺薬師堂 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 豊楽寺薬師堂【国宝】 |
| 所在地 | 高知県長岡郡大豊町寺内314 ▶ Googleマップで場所を確認 |
| ペット同伴 | 屋外散策は可・堂内は不可 |
| 駐車場 | あり(無料) |
| トイレ | 駐車場にあり |
| 特徴 | 国宝指定の薬師堂・山間の静かな環境 |
| お問い合わせ | 0887-73-0029 |
| 公式サイト | https://www.burakuji.jp/ |
駐車場とトイレについて

駐車場は豊楽寺の前にあり広い駐車場が無料で利用できます。
駐車場を中心に「薬師堂・豊楽寺」へ行けます。
トイレも駐車場内にりますので安心です!
豊楽寺 境内図

【国宝】豊楽寺薬師堂へのアクセス

【車でのアクセス】
- 高知自動車道「大豊IC」から: 約20分〜30分。
- 駐車場: 約20台分(無料)が用意されています。
- 注意点: 寺院へ続く道は山間の細い坂道になっています。対向車とのすれ違いが難しい箇所もあるため、運転には十分ご注意ください。

【公共交通機関(電車・徒歩)でのアクセス】
- 最寄り駅: JR土讃線「大田口駅」
- 駅から徒歩: 約40分〜50分(約2km)
- 道のり: 駅から薬師堂まではかなりの急勾配が続く登り坂となります。駅周辺にタクシーは常駐していないことが多いため、基本的には徒歩での移動となります。歩きやすい靴での参拝をおすすめします。
豊楽寺の境内を歩いて感じたこと
豊楽寺は、「有名だから行ってみよう」というよりも、実際に現地へ行ってみることで魅力が分かる場所だと思いました。
国宝の薬師堂はもちろんですが、山の中にある静かな環境そのものが心地いい。
そして、そこに暮らしている猫たちとの偶然の出会い。
トラちゃんをスリングに入れながら境内を歩いている時間も、派手ではないけれど心に残るものでした。
トラちゃんと行ってよかったと思える場所でした
今回の豊楽寺訪問で一番良かったのは、国宝を実際に見ることができたのはもちろん、トラちゃんと一緒に静かな時間を過ごせたことです。
観光地のような華やかさはありません。
でも、それが豊楽寺の良さなのかもしれません。
静かな山の中で、歴史のある薬師堂を眺め、猫たちに癒される。
そんな時間をトラちゃんと過ごせたことが嬉しかったです。
Q&A よくある質問
Q1. ペットの拝観料や境内の入場料はかかりますか?
A1. 豊楽寺薬師堂の境内散策は無料です。駐車場も無料で利用できます。ただし、貴重な国宝を維持されているお寺への感謝を込め、お賽銭や厄割石などの体験でお寺を応援しましょう。
Q2. 猫以外のペット(犬など)も連れていけますか?
A2. はい、犬などのペットも同伴可能です。猫ちゃんと同様に、リードの着用、排泄物の完全な持ち帰り、建物内に入れないなどのマナーを徹底してください。
Q3. 雨の日でもペットと楽しめますか?
A3. 屋外の散策がメインとなり、ペットと一緒に雨をしのげる場所(お堂の内部など)には入れないため、晴れ、または曇りの日の参拝を強くおすすめします。
Q4. 地域猫には絶対に会えますか?
A4. 地域猫たちは自由に行動しているため、天候や時間帯によっては会えないこともあります。「会えたらラッキー」くらいの気持ちで、そっと見守るスタンスで訪問してみてください。
Q5. 周辺にペットと入れる飲食店やコンビニはありますか?
A5. 山奥に位置しているため、お寺のすぐ周辺にはコンビニや飲食店はありません。大豊IC周辺や国道沿いであらかじめ飲み物やペットの水分補給用のお水、軽食などを準備しておくと安心です。
まとめ|豊楽寺 薬師堂は静かに癒される穴場スポット
まとめ|国宝だけじゃない、猫との出会いも嬉しかった豊楽寺

高知県大豊町の豊楽寺薬師堂へ、トラちゃんと一緒に行ってきました。
実際に訪れてみると、国宝に指定された薬師堂の重厚感だけでなく、山の中ならではの静かな空気がとても印象に残りました。
トラちゃんはスリングの中から境内を眺めながら、私たちと一緒にゆっくり散策。
そして何より嬉しかったのが、境内周辺で出会った猫たちです。
茶トラちゃんや木陰で休む猫、仲良く遊ぶ猫など、思いがけずたくさんの猫たちに出会うことができました。
「国宝を見に行こう」と思って訪れた豊楽寺でしたが、帰る頃には「猫にも会えてよかったね」と話していました。
豊楽寺は派手な観光スポットではありません。
だからこそ、静かな場所でゆっくり過ごしたい方には、とても魅力的なお寺だと思います。
トラちゃんとのお出かけでも、今回はスリングを使って無理のない範囲で楽しむことができました。
国宝・豊楽寺薬師堂を訪れる際は、文化財や境内、そしてそこで暮らしている猫たちにも配慮しながら、ゆったりとした時間を楽しんでみてください。
トラちゃんと訪れた高知の神社・お寺もどうぞ
仁井田神社へトラちゃんと行ってきました
高知市の仁井田神社にもトラちゃんと一緒に行ってきました。
豊楽寺とはかなり雰囲気が違い、傘回廊や傘みくじなど、写真を撮りたくなるスポットも楽しめました。
▶ 仁井田神社へ猫のトラちゃんと行ってきた!ペット同伴OK?話題の傘回廊・傘みくじ・駐車場を実体験
高知・大豊町の「杉の大杉」にもトラちゃんと行ってきました
豊楽寺と同じ大豊町には、もうひとつ印象的なスポットがあります。
それが「杉の大杉」です。
日本一の大杉を実際に見てきた様子や、トラちゃんとのお出かけの様子はこちらの記事にまとめています。
▶【猫・ペット同伴】高知『杉の大杉』へ愛猫トラちゃんと行ってきた!
トラちゃんと訪れた神社・お寺をもっと見る
豊楽寺のように、トラちゃんとは四国各地の神社やお寺にも出かけています。
「猫を連れて神社やお寺へ行ってみたいけれど、実際はどんな感じ?」
そんなときに参考になるよう、実際の訪問記をまとめています。
高知でトラちゃんと訪れたスポットをもっと見る
高知には、豊楽寺のような歴史ある場所だけでなく、海や山、神社、観光スポットなど、トラちゃんと一緒に訪れた場所がたくさんあります。
実際に現地へ行ったからこそ分かったことを、写真と一緒に紹介しています。
シニア猫とのお出かけは準備が大切
トラちゃんとのお出かけでは、スリングやキャリーバッグなど、その場所に合わせた移動方法を考えています。
特に今回のような歴史的な建物がある場所では、ペットを安全に移動させるための準備が大切です。
トラちゃんと長くお出かけを楽しむために、旅行前の準備や持ち物についてもまとめています。
▶「19歳のシニア猫トラちゃんと暮らして分かった|猫との旅行前に準備したいこと・注意点」






