徳島県鳴門市にある、四国八十八ヶ所霊場の第1番札所「霊山寺」
お遍路を始める人にとっては、いわば「一番最初のお寺」です。
そんな霊山寺へ、今回は愛猫トラちゃんと一緒に行ってきました。
トラちゃんは19歳のシニア猫。
いつものお出かけと同じように胴輪とリードを用意して、さらに今回はスリングも持っていきました。
実際に境内へ入ってみると、思っていた以上に参拝されている方が多く、トラちゃんは歩くというより、スリングに入って抱っこしている時間の方が長かったです。
そして、猫と一緒に参拝してみて気になったのが、
「霊山寺はペット同伴で参拝して大丈夫なの?」ということ。
私たちが訪れた際は、屋外の境内をトラちゃんと一緒に参拝することができました。
ただし、どこでも自由に入れるわけではありません。
特に本堂などのお堂の中にはペットを連れて入れないため、そこはきちんとルールを守る必要があります。
今回は霊山寺の歴史や見どころをただ紹介するのではなく、実際にトラちゃんと歩いてみてどうだったのか、どこで抱っこしたのか、どんな雰囲気だったのかを中心に書いていきます。

霊山寺はペット同伴OK?実際に猫と参拝してきました
最初に気になるところから書いておきます。
私たちが霊山寺を訪れた際は、屋外の境内でトラちゃんと一緒に参拝することができました。
ただし、本堂などのお堂の建物内にはペットを連れて入ることはできません。
今回のトラちゃんは、胴輪・リード・スリングの3つを用意。
境内は比較的平坦で、歩けないような場所ではありませんでしたが、参拝者の方が多かったので、実際にはスリングで抱っこしている時間が多くなりました。

19歳という年齢を考えると、無理に歩かせるよりも、周りの人にも配慮しながら抱っこしている方が安心です。
霊山寺は観光地というだけではなく、今も多くのお遍路さんがお参りする場所。
猫と一緒に行けるからといって自由に歩き回るのではなく、ほかの参拝者さんの邪魔にならないようにすることが大切だと感じました。
なお、この記事に書いているペット同伴の内容は、私たちが訪問した際に実際に確認した状況をもとにした体験談です。
これから訪れる場合は、最新の案内も確認してからお出かけすることをおすすめします。
霊山寺ってどんなお寺?「一番さん」に来た実感
霊山寺は徳島県鳴門市にある、四国八十八ヶ所霊場の第1番札所です。
「一番さん」と呼ばれることもあり、ここから四国遍路を始める人がたくさん訪れます。
私たちも実際に境内へ入ってみて、「ああ、ここが四国遍路の始まりなんだな」と感じました。
白衣姿のお遍路さんが歩いていて、境内には独特の静けさがあります。

観光スポットに来たという感じとは少し違っていて、門をくぐった瞬間から空気が変わるような感じ。
トラちゃんを連れて歩いている私たちも、自然と静かに歩きたくなるような場所でした。
霊山寺は奈良時代、聖武天皇の勅願によって行基が開創したと伝えられています。
その後、弘法大師・空海がこの地で修行を行い、四国八十八ヶ所霊場の開創を発願したことから「発願の寺」と呼ばれるようになったそうです。
こういう歴史を知ってから境内を歩くと、ただ古いお寺を見るのとは少し違った気持ちになります。「ここから始まったんだな」と思いながら歩くと、なかなか感慨深いものがありました。
トラちゃんと霊山寺を歩いてみた!ここが印象に残りました
まず目に入ったのは大きな仁王門
霊山寺に到着して、最初に目に入ったのが大きな仁王門です。
歴史を感じさせる重厚な門で、かなり迫力があります。

トラちゃんと一緒に写真を撮ってみると、これだけで「四国遍路に来た」という旅の記念写真になりました。
門の前で写真を撮ってから境内へ。
ここをくぐると、外の雰囲気から少しずつ空気が変わっていく感じがします。
池では大きな鯉にトラちゃんがびっくり
仁王門をくぐると、境内には池があります。
そこにはたくさんの鯉が泳いでいました。

飼い主の私は鯉を見るのが好きなので、ついつい眺めてしまいます。
ところがトラちゃんはというと、大きな鯉を見てちょっとびっくり。
19歳になった今でも、やっぱり猫なので、動くものは気になります。
そして、しばらくするとトラちゃんが何かをじーっと見つめ始めました。
何を見ているのかと思ったら……

橋の手すりに止まっていた鳩でした。
これはちょっと危ないので、すぐに距離をとって抱っこ。
トラちゃんが飛びついたり、鳩が驚いて飛び立ったりしないように、しっかりガードしながら眺めました。
19歳のトラちゃんといっても、やっぱり猫。
こういう場面では「大丈夫だろう」と油断しないことが大切ですね。
池を楽しみながらも、動物同士の距離には気をつけました。
本堂の前に来ると、さらに空気が静かになりました
境内を進んでいくと、本堂があります。

ここは今回の参拝でも特に印象に残った場所でした。
お線香の香りがして、読経の声が聞こえてきて、境内の中でも特に静かな空気があります。
「観光に来た」というより、ちゃんとお参りに来たんだな、と感じる場所です。
トラちゃんは本堂の中には入れませんので、私たちは外からお参りしました。
本堂などのお堂の中にはペットを連れて入らないように、ここはしっかり守りたいところです。
トラちゃんもスリングの中でおとなしくしていました。
19歳になったトラちゃんと一緒に、こうしてお参りできたこと。
それだけでも、今回ここへ来た意味があったように感じました。
不動明王と十三仏にもお参り
本堂周辺には、不動明王や十三仏もあります。

不動明王は少し怖い表情をしていますが、迷いや煩悩を断ち切り、正しい道へ導く仏様として知られています。
その隣には十三仏も並んでいました。

霊山寺は四国八十八ヶ所の第1番札所ということで、どうしても「お遍路のスタート地点」という印象が強いですが、境内をゆっくり歩いてみると、こうした場所にも目が留まります。
トラちゃんと一緒だと、どうしても「ここで写真を撮ろう」「あ、トラちゃんが何か見てる」となってしまうのですが、それも我が家らしい参拝かなと思っています。
多宝塔はトラちゃんとの記念撮影にもぴったりでした
霊山寺の境内で目を引くのが、多宝塔です。
朱色がきれいで、歴史あるお寺らしい景色。
晴れている日は青空との組み合わせもきれいで、写真を撮る場所としても印象的でした。
もちろんトラちゃんとも記念撮影。

今回の写真の中でも、個人的にはお気に入りの一枚です。
「トラちゃん、四国八十八ヶ所の一番札所まで来たよ」
そんな気持ちになりました。
霊山寺へ猫と行って感じたこと
実際に猫を連れて参拝してみて、一番感じたのは、「思っていたよりも落ち着いて過ごせる場所だった」ということです。
境内は比較的平坦で、ものすごく急な階段を延々と歩くような場所ではありません。
ただし、参拝者は多いです。
そのため、猫を歩かせる場合でも、周囲の状況を見ながらにした方がいいと思います。
トラちゃんの場合は19歳ということもあり、今回はスリングが大活躍でした。
歩かせたい気持ちはあっても、猫にとっては知らない場所。
人が多いところでは、抱っこの方が安心できることもあります。
トラちゃんはスリングの中から周りをじっと見ていました。
猫って、こういうときに何を考えているんでしょうね。
「ここはどこ?」と思っているのか、「今日はいつもと違うな」と思っているのか。
そんなことを考えながら歩く時間も、猫旅の楽しさのひとつです。
猫と霊山寺へ行くなら、気をつけたいこと
霊山寺に限った話ではありませんが、神社やお寺へペットを連れて行くときは、やっぱり周囲への配慮が必要です。
今回のトラちゃんは胴輪とリードを使い、混雑しているところではスリングに入れました。
猫の場合、犬のように「ちゃんと横を歩いてくれる」とは限りません。
何かに驚いて突然走り出すこともあるので、ハーネスやキャリーなど、万が一に備えた準備はしておいた方が安心です。
また、境内での排泄もできるだけ避けたいところ。
参拝前に済ませておき、万が一に備えてマナー袋や水なども用意しておくと安心です。
そして一番大切なのは、本堂などペットが入れない場所には入らないこと。
「ペット同伴できる」といっても、境内すべてが自由に入れるという意味ではありません。
ほかの参拝者さんも気持ちよくお参りできるように、静かに過ごすことを心がけたいですね。
霊山寺でお遍路用品を見るのも楽しい
参拝が終わったら、納経所周辺のお遍路用品を見るのも楽しいです。
白衣や金剛杖、輪袈裟、納経帳などが並んでいて、「本当にここからお遍路が始まるんだな」と実感します。
ペット用のお遍路グッズが販売されていることもあるので、猫や犬と一緒にお遍路を楽しみたい方はチェックしてみてもいいと思います。
トラちゃんにも何かお遍路っぽいものを……と思ってしまうのは、猫飼いあるあるでしょうか。
徳島でトラちゃんと行った場所をもっと見る
霊山寺だけでなく、徳島では大麻比古神社や津峯神社、阿南の絶景スポットなどにもトラちゃんと出かけています。
徳島のほかの神社も訪れています
鳴門の大麻比古神社や阿南のお松大権現など、霊山寺とは違った雰囲気の神社にも行ってきました。
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霊山寺 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 霊山寺(りょうぜんじ) |
| 住所 | 徳島県鳴門市大麻町板東塚鼻126 ▶ Googleマップで場所を確認 |
| 札所番号 | 四国八十八ヶ所 第1番札所 |
| 宗派 | 高野山真言宗 |
| 本尊 | 釈迦如来 |
| ご利益 | 厄除け・開運・心願成就 |
| 駐車場 | あり(普通車100台・無料) |
| 拝観料 | 無料 |
| ペット同伴 | ペット同伴OKでした。 ※ルールとマナーを守って参拝してください。 |
| 滞在時間 | 猫(ペット)と、のんびり散策するなら、1時間前後がおすすめです。 |
| 電話番号 | 088-689-1111 |
| 公式サイト | 霊山寺 公式サイト |
※掲載している情報は訪問時点のものです。最新情報は公式情報をご確認ください。
霊山寺 アクセス
車でのアクセス: 高松自動車道「鳴門IC」から徳島自動車道方面へ約10分。または、徳島自動車道「藍住IC」から約15分。広大な無料駐車場(約100台)があります。
公共交通機関でのアクセス: JR高徳線「板東駅」から徒歩約10分。徳島バス「霊山寺前」バス停下車すぐ。 (※ペットを連れての公共交通機関の利用は、各運行会社のキャリーケース持ち込み規定をご確認ください)
霊山寺【ペット同伴】参拝Q&A
Q1. 霊山寺の境内にペットを連れて入ることはできますか?
A. はい、リードを着用するか、キャリーバッグ・ペットカートに乗せていれば、境内(屋外)の参拝・散歩は可能です。霊山寺は比較的平坦で歩きやすく、緑豊かな美しい境内ですが、信仰の場であることを忘れないようにしましょう。本堂や大師堂などの「お堂の建物内」への立ち入りはNGとなりますので、参拝時は交代でペットを見守るか、バッグ等から出さないようにする配慮が必要です。
Q2. お参り中の「排泄(トイレ)」で気をつけるべきマナーは?
A. 境内での排泄は基本的に避けるのがマナーです。事前に済ませてから入山しましょう。
万が一、境内でおしっこをしてしまった場合に備え、マナー水(洗浄用の水)を必ず持参し、しっかりと洗い流してください。うんちは絶対に放置せず、マナー袋に入れて必ず持ち帰りましょう。
Q3. 霊山寺周辺で、ペットと一緒に「お遍路グッズ」を買えるお店はありますか?
A. 霊山寺のすぐ目の前にある「門前一番街」は、ペット連れ大歓迎の売店です。
ここでは、お遍路に必要な白衣や輪袈裟(わげさ)、納経帳などがすべて揃います。小さなお子様やペット連れの方を温かく迎えてくれるお店なので、お遍路のスタート前に安心して準備を整えることができます。
Q4. 愛犬や愛猫と一緒に「お遍路(巡礼)」を始めても大丈夫?
A. はい、ペットと一緒に四国遍路を巡る方はたくさんいらっしゃいます。ただし、全札所がペットOKとは限りません。
第1番の霊山寺はペットに優しいお寺ですが、八十八ヶ所の中には「境内全面ペット立ち入り禁止」の札所や、長い階段・険しい山道が続く難所(一に焼山、二に鶴林…など)もあります。
- 各札所の最新の対応状況を事前に調べる
- 無理をせず、車内でお留守番してもらう時間を生む
- ペットの体力に合わせたスケジュールを組む
これらを意識して、愛犬・愛猫のペースを最優先にした優しいお遍路を心がけてあげてください。
まとめ|四国遍路の始まりを猫と一緒に感じられる特別な寺
今回、19歳のトラちゃんと一緒に霊山寺へ行ってきました。
最初は「猫と一緒に参拝できるかな?」という気持ちもありましたが、私たちが訪れたときは、屋外の境内を一緒に歩いたり、スリングで抱っこしたりしながら参拝することができました。
ただ、霊山寺は普通の観光スポットとは少し違います。
白衣を着たお遍路さんがいて、お線香の香りがして、本堂の前では自然と背筋が伸びる。
「ここが四国八十八ヶ所の一番目なんだ」と感じる、独特の空気がありました。
トラちゃんは池の鯉を見たり、鳩を見つけたり、スリングの中から境内を眺めたり。
19歳になった今でも、こうして一緒に旅をできることが嬉しいです。

本堂の中には入れませんでしたが、その前で一緒にお参りすることもできました。
無理に歩かせることなく、混雑しているところでは抱っこする。
ほかの参拝者さんの邪魔にならないようにする。
そして、ペットが入れない場所には入らない。
そんなことを守りながらなら、猫との参拝も素敵な思い出になるのではないかなと思います。
四国八十八ヶ所の「一番さん」。
トラちゃんと一緒に訪れた霊山寺は、我が家にとっても忘れられない場所になりました。
今度はまた別のお遍路さんの場所にも、トラちゃんと行ってみたいと思います。
シニア猫とのお出かけ前に、トラちゃんが実際に準備していること
トラちゃんとのお出かけでは、行き先を決めるだけでなく、その日の体調や移動中の負担、持っていくものなどを事前に考えるようにしています。
若い頃と同じように動けるとは限らないので、トラちゃんの様子を見ながら無理をしないことを大切にしています。
シニア猫との旅行前に確認しておきたいこと
「猫との旅行は何を準備したらいい?」「移動中の負担を減らすには?」
そんなときに参考になるよう、トラちゃんとのお出かけで実際に気をつけていることをまとめています。
お出かけに持っていくものもチェック
ペットシーツやお手入れ用品、車内で使うものなど、トラちゃんとのお出かけで実際に準備している持ち物もまとめています。

